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ツイン・ピークス生活 40日目 『The Return 第9章』少佐は異次元で冬眠してたらしい

ツイン・ピークス生活 40日目

The Return 第9章 このイスよ

〈ネタバレを含みます〉

 

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前回に当たる第8章が相当に攻めた内容だったため、振り落とされてしまった人も多かったかもと想像する。自分としてはあのくらい好き勝手してもらった方が楽しいので、これから先ずっとあれでもいいくらい。その場合、ストーリーもクソもなくなっちゃうとは思うけどね

 

The Returnは全18話なので今回の第9章で折り返しということになる

半分に達しはしたものの、未だ全く話の全容が見えてきていない。我々の知るクーパー捜査官は外見だけで、まだ登場すらしていない。タイトルのツイン・ピークスもまだほとんど登場していないという状況だ

一体全体、ここからどう話が繋がっていくのか

 

案の定、意味がわからなかった前話のことは一旦置いといて話は進む

昨晩、死んだはずの悪クーパーは血だらけだがひょっこり生きていて、レイに狙撃された場所からトコトコ歩いて仲間の元へとやってきた。腹に一発受けているにしては元気な様子だ

 

そこで出迎えてくれた仲間の夫婦、あんたらよく見たらティム・ロスジェニファー・ジェイソン・リーじゃないのさ!名優があっさり出てくるから気が抜けない

 

ここで気になったのは、悪クーパーの仲間関係はどうなってるんだ?レイたちは悪クーパーを殺すように指示されていた。つまり悪クーパーは裏切られた形になるわけだ。その対悪クーパーの一派のボスはブエノスアイレスにいて、ラスベガスにいる善クーパー/ダギーにちっさい殺し屋さんを差し向けたのもこいつだ。ついでに、このちっさい殺し屋さんは本日付でお縄になった

ということは悪クーパーに協力的なティム・ロスジェニファー・ジェイソン・リー夫婦はその一派とは別ということになる。この25年間で悪クーパーがどのような人間関係を結んできたのかよく見えてこない。悪クーパーはてっきりブラック・ロッジのために動いていると思っていたが、そうでもないようだ。

そこで、そもそも論になっていくが、この悪クーパーと呼ばれる人格は一体どこから生じてきたものなのだ?はじめは殺人鬼ボブなのかと思っていたが、昨日の襲撃事件の最中にボブの魂は抜けてしまった。同じような状況にあったリーランドは、一応リーランドの人格と二重人格のような形でボブが共生していた。もしかしたら、この悪クーパーの人格が我々の知っているクーパーの人格なのだろうか?

 

ゴードン率いるFBI御一行ははじめの事件が起きた場所、バックホーンへ降り立つ。そこで国防総省から派遣されていたノックス大尉と会う。謎の死体がブリッグス少佐のものであったと説明を受ける

 

一方、ツイン・ピークスでは25年前の帰ってきたクーパーについて調べ直すため、少佐の奥さんに話を聞きにいく。少佐の死ぬ1日前に会いにきたクーパーについて聞こうとすると奥さんはホーク、トルーマン保安官、そして息子のボビーがその話を聞きにくるだろうと夫から告げられていたようだ。そして、その時には渡すように言われていた棒状の鉄の容れ物を渡す。

 

今までブルッグス少佐の死について勘違いしていた。劇中でも生きていたら70歳くらいだと言われていたので、死んだのは最近のことだと思っていた。しかし彼が死んだのは25年前のことだった。つまり、オリジナル・シリーズからあまり時間を空けずに死んでしまったということらしい。

バックホーンで見つかった遺体は40歳の身体が新鮮な状態で残っているのがおかしいという話だったようだ。ブリッグス少佐が死んだのはオリジナルシリーズの頃と同じ40代なので、死体の年齢事態は辻褄が合う。しかしその死体が25年後にこの前死んだかのように存在していることがおかしいという話らしい

 

一連の殺人事件の犯人として抑留されている地元の校長先生ヘイスティングは異次元について独自に調査し、その結果を記したブログの書き手だったことがわかった。そこで彼に話を聞くと事件の直前、彼は異次元の入り口に遭遇し、そこで少佐と遭遇したというのだ。彼は冬眠中と言ったらしい。そこでなにかはよくわかっていないが、数字の情報を伝えると少佐が空に浮き、頭が消滅したという。同時にオカルト仲間で首の上だけ発見されたルースも死んでしまったという。

この数字情報というのが悪クーパーが探しているものだろう。それにしても、一体全体、少佐は何者で何をしているんだ?そしてそこで悪クーパーは何を目論んでいたんだ?

 

ツイン・ピークスでは少佐の遺物がなにかを見極めようとしていた。

そこで今や保安官代理となったボビーが活躍する。少佐は幼少期のボビーへ思い出という形で全てのヒントを残していた。ボビーは父親との思い出を巡る形でその謎に答えを導き出していく。

やはりツイン・ピークスの中でボビーというキャラは一番人間臭い。善と悪、黒と白という抽象的な二項対立の物語の中、いつも彼はその狭間で葛藤を強いられている。母親の話ぶりを聞くだに、ボビーはあるポイントで改心し、正しく生きると決意したようだ。父親の少佐は悪童全盛期だったボビーを見て、いつかそうして正しく生きる道を選ぶだろうと信じていた。その時のボビーの表情も合わせて、なんとも感慨深い良いシーンだ

 

ボビーが読み解いた少佐のメモによれば二日後に何かが起きるようだ

これからのボビーの活躍に期待したい

 

 

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