ツイン・ピークス生活 22日目 『第21章』ウエスト・サイド物語との意外な繋がり
ツイン・ピークス生活 22日目
『第21章』
〈ネタバレを含みます〉
↓昨日の記録↓
悪党ジャン・ルノーを倒し、今日からはいよいよウィンダム・アール編
ウィンダム・アールはかつてのクーパーのかつての相棒。ここで今まではぼんやりとしてたクーパーとアールの関係性も語られる。二人は重要参考人の警護の任務についており、クーパーはその女性と愛し合ってしまった。しかし、クーパーの過失によりその女性は命を落としてしまったという大雑把な概要は既に明かされていた。
そしてクーパーが明かすところによると、その女性キャロラインはアールの妻だったという。だから、アールはクーパーの命を狙っているのか…
だが、そういう訳でもないらしい。
最初の事件も、妻を殺したのもアールの犯行らしい。その後、気が触れてしまったのは演技で、彼は正気を保っている。ただ、彼には既に善悪の区別はなくなっているらしい。
ここまで聞くと、悪の権化であるボブが取り憑くのには格好の人物に思えるな
そしてボブの残虐性にアールの頭脳が融合したら、いくらクーパーといえど太刀打ちできないのでは?
町の中では少し変わった出来事も発生している
キャサリンの復活劇によって、ゴーストウッド計画をぶち壊されてしまったベンジャミン・ホーンは過度なストレスからか、幼児退行を引き起こしている。自分の書斎に巨大なパノラマを作り、南北戦争ごっこに熱中している。
精神科医のジャコビー博士曰く、彼は回復傾向にあり、南北戦争で南軍を勝利させ歴史を変えることで自分も立ち直ろうとしているのだとか。
実はベンジャミンを演じるリチャード・ベイマーと、ジャコビー医師を演じるラス・タンブリンの二人は『ウエスト・サイド物語』組だったと最近調べていてわかった!リチャード・ベイマーは主役のトニーじゃないか!全然気づかなかった。ラス・タンブリンの方はジェッツのリーダー、リフ。二人はジェッツ繋がりだった。そういうキャスティングだったのか…
デヴィッド・リンチの『ウエスト・サイド物語』リスペクトのキャスティングだったんだな〜。20話超えて初めて気づいた。
話を戻すと、こっからはVSアール編に集中するためか、時間稼ぎとしか思えなかった小話も今日で終わらせる。謎の金持ち女に囲われていたジェームズはついにその奥さんと別れる。彼女はジェームズが故障を直した車で夫を計画的に殺害した。
また引き取っている孤児の男の子が親を殺したのではないかという疑惑を持っているアンディとリチャードは、彼らの勘違いだったとわかる(本当になんだったんだ)
そして昨夜、目を覚まし森へ逃げ込んだレオ・ジョンソンは、とある小屋に辿り着く。そこにいたのは潜伏中のウィンダム・アール。一番癒着してはいけないところがくっついてしまった。その小屋の周辺にはフクロウの姿…
つまり、ボブがアールとレオを引き合わせたのだ
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