ツイン・ピークス生活 19日目 『第18章』話の方向性を探し続けた結果、死者の口が開いた!
ツイン・ピークス生活 19日目
『第18章』
〈ネタバレを含みます〉
↓昨日の記録↓
ローラ・パーマー殺人事件が決着し、昨日から物語としての推進力を失ってしまったこのシリーズ。今日もその推進力を探して、あっちにこっちに話を進めてみている状態が続く。ただ、物語の軸となるような話は今日もまだ見つからなかったかな…
そういう状況なので、いつにも増してツイン・ピークスの人々の日常パートの分量が多め。どちらがルーシーの赤ちゃんの父親なのかで揉めているアンディとリチャードのせめぎ合いもあり、町長と新聞記者のミルフォード兄弟の半世紀近くに渡る兄弟喧嘩あり、高校に編入したネイディーンの怪力高校ライフもあり…
町の人たちの様子を見るのもこのドラマの楽しみではあるけども、それはドラマチックな本編の間に挟まるからいいのであってだな…
視聴者が気になっている目下の謎は、まずは殺人鬼ボブとの攻防だ。そして昨日のラストで、この町でも事情通と思われるブリッグス少尉が急に姿を消した。これを取っ掛かりに話が進まないかな〜と思っていたが、現在クーパーはFBIの資格が剥奪されている状態なので捜査ができないんですわ
まずはクーパーの嫌疑を晴らさないことには、話が進まんぞ…
その中でもちょっと進展があったのは少尉が残した「ホワイト・ロッジ」という単語について。ブックハウス・ボーイズせ最も頼れる男こと、ホークがそれについて知っていた。ホークはネイティブ・アメリカンをルーツに持っている男だが、森の中に住むバケモノというのはこの地がツイン・ピークスという町になる遥か前から戦ってきたのかもしれない。そう意味で、やっぱりラブクラフトっぽい世界観だな〜。個人的にはもっとその辺を膨らましてほしいな〜なんて思っている
話を戻すと、その「ホワイト・ロッジ」ってのと「ブラック・ロッジ」というものが対になってあるらしい。そしてそれは霊が悟りに達するために云々…あまりに観念的な話でよくわからなかったが、そういうものらしい
ボブと少尉の行方についての進展はこのくらい
代わりに進展した部分もいくつか
早急に解決しないといけないクーパーへの嫌疑だが、彼の麻薬所持疑惑の捜査のためにDEAから捜査員が派遣されてきた。かつてクーパーも共に仕事をしたことがある旧知の仲の優秀な捜査員デニスが、見た目は女性のデニースになっていた。潜入捜査のために女装をしていたら目覚めてしまったそうだ。彼女はかなりクーパーよりの人物なので、早急に事態を打破していただきたい。でないと、回り道で二の足を踏んでる感が強すぎる
そしてクーパーのかつての相棒アールからも再び接近が。以前と同じでチェスの手が送られてきて、同封のテープには近いうちにクーパーと対決することになるだろう。そして勝つためには全てを犠牲にする覚悟があることも明かされる。
ボブとの対決以外だとこの話が一番面白そうなので、ここを膨らませてほしいな
このドラマの大きな争点として町の利権問題があるが、香港に帰ったはずのジョシーがツイン・ピークスに再び帰ってきた。香港にいるボス、トーマス・エッカートから逃げてきたらしい。彼女を追って、ハンクをボコボコにした香港マフィアのような輩が攻めてくる可能性がある
そこでジョシーは敵対していた義理の妹キャサリンに助けを乞う。キャサリンはジョシーを召使い扱いをすることで手を打つ。
次の展開が衝撃的だった
裏から現れた老人、死んだはずのパッカード家当主アンドリューだ
この人は幽霊?いや、でも実体はありそうな感じ
キャサリンとアンドリューはずっと裏で計画を動かしていたらしい、どうなる…?
少なくとも、死んでたやつが生き返るのはあまりいい記憶ない
大丈夫か…?
ベンジャミンが過去にやたらと執着していたり、以前もキャサリンとピートの馴れ初めの話の中にもなにやら色々と謎がありそう
ツイン・ピークスの過去に重要な何かがありそうだ
↓最近の記録↓
↓1日目から↓