ツイン・ピークス生活 18日目 『第17章』明らかに、話の方向性を、見失ってる…!
ツイン・ピークス生活 18日目
『第17章』
〈ネタバレを含みます〉
↓昨日の記録↓
昨日が今までで最もドラマチックな回であり、一旦の最終回といっていい大満足な一話だった
しかし、その代償もまた大きい
この『ツイン・ピークス』という物語の核である「ローラ・パーマー殺人事件」が解決してしまったことにより、明らかにどこへ話を向かわせればいいか見失ってる…
ローラ・パーマーの死の謎という絶対的な推進力を失い、代わりのエンジンとなるような謎は今のところはない。悪の元凶である殺人鬼ボブは見つけなきゃだけど、実体がない相手を探す術も捕まえる手段も今のところ不明なので話の進展はない
その他の謎も色々とあるが、正直どれも小物レベル
そういうわけで、今日の回は色んなところを突っついてみて、面白くなりそうなとこがないか探しているような回になっている。だから、起こったことは色々とあるのだが特筆すべき点は少ないかな…
事件が解決したのでクーパー捜査官はツイン・ピークスから去らなければならない(実際は去らないのだが)そこで今まで親交を深めた人たちとの別れのシーンが続く
中でも素敵だったのはホーン家のご令嬢オードリーとのお別れと保安官との男の友情を確かめあうお別れ。
クーパーに対して恋心を抱いてるオードリーと、そこは大人の対応を見せるクーパーの関係性がとてもいい!オードリーもああいう性格なので、「私が大人になって自立したら、あなたも気をつけてね」と言ってのけるあたりもよければ、それを大人の笑顔で対応するクーパーもいい。
保安官との別れも言うまでもなくいい!完全な信頼関係を築いている二人だからこそのウェットになりすぎない会話。でも、渡すプレゼントは想いがこもり過ぎている。良い!!
だが、まだまだドラマは続くのでもちろんクーパーは帰らない
急にFBI捜査官たちが訪ねてきて、クーパーの嫌疑に対して尋問が始まる
カナダ国境の向こうにある片目のジャックへの捜査を独自に行ったということで疑惑をかけられている様子。その嫌疑というのも今や片目のジャックのボスになったジャン・ルノーの謀略のようで、正直そこまで盛り上がる気はしないかな
そういえば、オードリーとの別れ際でちょっとクーパーが過去の事件について言及する。かねてから話題には上がっているピッツバーグ事件についてで違いないだろう。
クーパーがかつて愛した女性は事件の重要参考人であり、クーパーのせいで彼女を死なせてしまった。そこでクーパーは大怪我を負い、相棒で師匠だったアールは精神壊してしまったという。
そういえば、この相棒で師匠のアールとの話はこれから盛り上がってきそう。広げるならここを広げてほしいな
これは小ネタだが、怪力とともに記憶が高校時代まで退行している黒眼帯のネイディーンが高校に入る。そしてチアリーダーの入団テストに参加。
なぜか備わった超人的身体能力を存分に発揮!高校に入った孫悟飯状態
このネイディーンは超人能力持ってるけど、これは特に理由はないのかな…
ラスト付近、クーパーはブリッグス少尉と夜釣りに出かける
これは絶対のこれからの大事な展開に繋がるシーンだ!
ブリッグス少尉は「ホワイト・ロッジを知ってるか?」とクーパーに持ちかける。新単語だ。そのホワイト・ロッジの説明が始まる…その直前でなぜか立ちションに出かけるクーパー。聞いてからいけよ。「夜の立ちションは最高だ」グッジョブ。それに笑顔とグッジョブで返すブリッグス少尉。さっさと教えてくれよ!ホワイト・ロッジを!!
そしたら立ちションしてる間に事件がおこる。ほら、言わんこっちゃない!
フクロウがクーパーの元に飛来。フクロウといえば、殺人鬼ボブ…
クーパーを呼ぶ少尉、あたり一体が光に包まれ、少尉は消えている
そのあとを追うクーパー!彼が見たものとは!
海外ドラマの次回へのクリフハンガーは楽しいものだが、同時にすっごくイライラもする!明日まで待つしかねえ、くそ!
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