ツイン・ピークス生活 11日目 『第10章』
ツイン・ピークス生活 11日目
『第10章』
〈ネタバレを含みます〉
↓昨日の記録↓
昨日、ツイン・ピークス宛に宇宙からメッセージが送られていると発覚した
町中では夢の中や幻視に現れる謎の男ボブの捜索が始まっている
というところでの11日目。
やはり前二日がデヴィッド・リンチ監督回だったということもあり、全体のパンチ力は落ちたかなという気はする。
今日のトピックスとしては、また本筋に絡んできそうなキャラクターが登場
引きこもり園芸家のハロルド・スミスだ。
ドナが先日の明らかに変なばあさんと孫がいる家から「お隣に住んでいるハロルド・スミスがローラ・パーマーと親しかった」と情報を得て、ドナが来訪。
昨日の段階では「こいつがボブなんじゃ…」と推測していたが予想は外れ、思いの外好青年。なぜか家の中でランを育てていて、家から出れないらしい。
情報通りローラとは親しかったようだが、その詳細はまだ不明。だが、ローラからドナについては話を聞いていて、そのうちドナが訪れるだろうと予言めいたことまで言われていたらしい。
ジェームズとマディの間に恋愛感情が芽生えているかもと不安がっているドナは、このハロルド・スミスに対してちょっとしたトキメキを感じている様子。
つまりハロルドはローラの浮気相手だったジェームズと浮気をしたドナがそのジェームズとマディが浮気していると疑い、浮気しそうになっている相手ということになる。
大きなトピックスとしてはこのハロルド・スミスが現れたことが一番だが、個人的に好きだったシーンは無駄な一言を添えずにはいられない男アルバートの去り際。
こいつは本当に性格が悪くてイライラさせられてばかり。今日も去り際に保安官と一触即発のムードになる。しかしアルバートはいつも通り口汚く罵りながらもその内容は「例え俺が殴られても俺はお前に仕返しなどせず、愛で許す」ってもの。
口汚いけど、悪い奴ではないんだな
悪の巣窟カジノ「片目のジャック」では身バレしたオードリーが危機状態に。
ここでもう一人の新たな登場人物が。
どう見ても危なそうな薬を投与され、薬漬け状態で監禁されている。それをやっているのが、ルノー兄弟の長男ジャン・ルノー。
次男のジャックは先日ローラの親父リーランドに殺され、三男のベルナールもあっさりレオ・ジョンソンに殺されていた。その兄貴が復讐にやってきた。
彼の目標はおそらく黒幕であるベンジャミン。そのためにオードリーを監禁しているのだろう。そしてまだ彼は知らないが、ジャックを殺したリーランドも殺そうと試みることになるだろう。
ラスト近くでジャコビー医師に催眠術を施す。そこで無意識に目撃していたジャック殺害の犯人が割れ、リーランドは逮捕されてしまう。ジャン・ルノーはこれを知り次第殺しに来るんだろう
そしてラストのラスト、たまたまジェームズとマディがキスしているところを目撃してしまったドナはショックのあまり家を飛び出す。そして今朝出会ったいい感じの男ハロルドの家に身を寄せるが、そこにはなぜかローラ・パーマーの日記が置かれていた…
なんでお前が…?
その直前、ローラの墓参りをしたドナをじっと見つめていたフクロウも予言が頭をよぎり気になるあたり…
↓シーズン2の記録↓
↓過去の記録↓