ツイン・ピークス生活 ９日目 『第８章』今日からシーズン２！デヴィッド・リンチ直々の監督回
ツイン・ピークス生活 ９日目
『第８章』
〈ネタバレを含みます〉
↓前日の記録↓
シーズン１全８話を見終わり、今日からシーズン２に入る。
シーズン２は全２２話ということで、全体で見るとまだまだ３分の１程度。しかもそのあとにリミテッド・シリーズも待ち構えているということで、まだあと一月くらいはツイン・ピークスに浸っていられる！（それまでに事件が解決してくれればいいけれど…）
シーズン始めの第一話なので、今日はいつもより倍ほど長い９０分。
しかも、デヴィッド・リンチ直々の監督回！待ってました！
いつもは脚本をデヴィッド・リンチとマーク・フロストが書いていたり、場合によっては話の原案にリンチは噛んでいるけど脚本は別の人に書いてもらっていたりもする。TVドラマだからそれは仕方ないことなんだけども…
正直、最初の１シーンだけで、通常回とは全く格が違う。
通常回も別にダメだな〜なんて感じたことないけど、第一線の人はこうも違うか！と感じずにはいられない。映像として気合が入っているとかではない（多少は凝ってるかもしれないが）、その演出とかによるものなのか画面から醸し出るムードが明らかに今までとは違う。
ただの会話シーンでも構図から何から全然違うし、登場人物たちもいつもより一癖も二癖もありそうに見える。
そしてリンチが直々に出てきただけあり、物語をどんどんと混乱させていく。
おそらく計画もなしに何かに繋がってそうなヒントや啓示、陰謀っぽいものをばら撒いていき、後々の自分たちを追い込もうとしているのか？
とりあえず、どんどんと記していく
前シーズンの最後に銃撃を受けたクーパー捜査官はなんとか生きてはいるものの危ない状態。そこに第一発見者となるホテルマンの爺さんがミルクを持ってくるが、こいつと全然話が噛み合わない。間の抜けた会話が延々と続き（ここがまた長い…）、結局医者も呼ばずに帰って行ってしまった。なんだったんだ、あのジジイ！そう思っているのも束の間、いきなり巨大な男が出現。予言を残していく。
予言１：笑い袋の中に男が入っている
予言２：フクロウは見た目と違う
予言３：薬品なしで彼は指差す
うーん…どういうこと？
巨大な男はこの三つの予言が真実とわかったら返してあげると指輪を持って去っていく。ついでにこいつは私たちと言っていたから、仲間がいるのか？
昨晩、精神錯乱状態だったローラの親父リーランドは入院中の犯人の一人ジャック・ルノーを殺害してしまった。翌朝、憑き物が取れたかのようにハッピーオーラに包まれたリーランド。その髪は一晩で真っ白になってしまった
警察署にやってきた片腕しかない靴売りのおっさん。こいつはクーパーの夢に出てきた人だけど、まだ何かあるの？
ドナの様子がおかしい。タバコ吸うようになったし、全体に雰囲気が違う。
急に町の外に行ってしまったパッカード家現当主のジョシー。
昨晩、火災になった製材所にいたはずのキャサリンは行方不明に。
一緒にいたシェリーと助けに入った夫のピートは生きていて、病院に入院中。
昨晩、自宅でハンクに狙撃された主犯レオは死んではおらず、病院で昏睡状態。
ボビーはお父さんと珍しく外食。そういえばこのお父さん、勲章いっぱい持っていて役職も高そうな軍人さんだけど、なんの仕事してるんだ？ボビーが聞いても機密と答えるし。こんな田舎町に何か機密の施設があるのか…？例えば、宇宙人の研究とか…？
そして、片目のジャックに単身潜入しているオードリーは、カジノのオーナーとご対面！と思ったら、そのオーナーが親父だった。咄嗟に顔を隠して拒絶するも、危うく近親相姦の危機。間一髪でそれは逃れるが、依然片目のジャックから出れない状態に。
回収できるかは顧みず、ただただ伏線だけを貼り続けた９０分間だった…疲れた…
リンチ本人が出てきて、明らかにギアが上がった感触がある。
シーズン１で事件当日の動きは大体わかった。主犯格がレオとジャックであることは確実。ここから先の目先の謎はその場にいた第三者の謎である。
その第三者を目撃した人物は三人しかいない。
まず殺されたローラ。そして共犯のレオ。そしてもう一人の被害者ロネットである。
クーパーの元に再び巨大な男が現れ、その第三の男を知る人物が目覚めると告げる。
その刹那、シーズン１の１話からずっと昏睡状態だったもう一人の被害者ロネットが目を覚ます！そして、事件現場のヴィジョンが蘇る！
悪魔のように悲鳴をあげるローラ！それを殺す、ロン毛のおっさんボブ！
出たな！！！！やっぱり、てめえだったのか！！！！！
それで、ボブ、お前は誰なんだ！？
↓過去の記録↓
