Weeping Gorilla makes Complaints | 泣きゴリラの泣き言

映画を中心にゲーム、本、ドラマなどについて

ツイン・ピークス生活 8日目 『第7章』シーズン1完結。クーパー捜査官が…!

ツイン・ピークス生活 8日目

『第7章』

〈ネタバレを含みます〉

↓昨日の記録↓

 

issee1.hatenablog.com

 

 

これにてシーズン1は完結!

とはいえ昨日の段階で謎は山積みだったから全て解決は無理でしょう、と思っていた。

 

結果的に言うと、確かにその通りではあった。

だが、思っていた以上に謎は解決された!

しかし、一方で予期せぬ事態が各所で勃発することとなった

 

昨日の段階で最終回直前にふさわしい盛り上げ方をしていたため、ボルテージMAX状態で本日は始まる。クーパー捜査官のコーヒータイムが見れないのは心苦しいが、それも致し方なし。

 

ドナ、ジェームズ、マディの三人はジャコビー医師をおびき出し、その隙にジャコビー宅に侵入。そして目当ての事件当日のローラの電話を記録したテープをゲット!

 

片目のジャックに潜入したクーパーは目当ての主犯格ジャック・ルノー接触。上手く騙して逮捕に漕ぎ着く!

 

同じく単身片目のジャックに潜入したオードリーも支配人ブラック・ローズを騙し、店の従業員に

 

そしてそこから謎が明らかになって行く

ジャック・ルノーの供述によればローラとロネットの売春斡旋はレオとの共犯であることが確証された。そしてローラ殺しに関しては、ジャックが酔って寝ているうちに山小屋に放置されてしまい、レオ単独での犯行ということらしい。

ジャックが嘘をついているとは思えないが、レオ一人でローラとロネットの二人をというのは厳しいのではないか?丸太おばさんの予言でも言及されていたが、第三の男の存在が怪しまれる。この辺に関しては依然謎が多い。

 

ジェームズらが入手したジャコビーのテープにはローラが淫通していた相手についての言及があった。名前を知るとその相手にも危害が加わるような男で、赤いキャデラックに乗っているという。確か赤いキャデラックにレオが乗っているという話があったから、レオの犯行をさらに補強する言質が取れた。しかしレオが名前を知るだけで危ないほどの危険人物かは些か疑問である。もし第三者の存在がいるならば、その人物について言っている可能性も高い。そして、もしそうならば、その人物はかなりの大物ということになる。

 

ここまで順調に進み、あとはレオを捕まえるだけだ!

肝心のレオはというと、ベンジャミンに持ちかけられた製材所への放火作戦に取り掛かっている。それと同時に、不倫の末自分を撃った妻のシェリーを誘拐し製材所もろとも燃やそうと!

 

しかし、この辺から全体の歯車が狂い出す…

 

ローラに扮したマディの姿に釘付けとなったジャコビー医師は覆面の何者かに背後から襲われ、心臓発作も誘発。かなり危ない状態に。一体誰が?ジャコビー医師を消さなきゃならない人間なんてこの町にいたか?

 

そのジャコビーを罠にはめたジェームズは昨日の最後にボビーが企てたトラップが時間差で発動する。ジェームズのバイクに隠された薬物を保安官に発見され、まんまと濡れ衣を着せられてしまう。

 

また昨日から裏帳簿を探しているパッカード家の妹キャサリンは何者か(おそらくハンク)からの電話で裏帳簿が製材所にあると告げられる。つまり、製材所とキャサリンもろとも消してしまおうということだ。

 

ここまではこのドラマのミステリー的側面に注目してきたが、同じくらい濃厚なメロドラマとしての側面にも言及しておきたい。

住人たちのほとんどがなんらかの不倫関係で結ばれているこのドラマだが、この最終回で夫婦関係になんらかの変化が訪れる。

前述のキャサリンは孤立無援、絶体絶命の危機に立ち、作中で初めて冷え切っていた夫のピートに助けを求める。過去の思い出を思い出し、二人は一時的にでも夫婦となる。

後半で炎に包まれた製材所の中へ妻を探して一人乗り込んで行くピートの姿は胸熱。

ついでにだが、この二人の馴れ初めと兄のパッカード氏あたりの話にも何かありそうな匂わせがあった。シーズン2以降、明らかになっていくのかもしれない。

 

ツイン・ピークスで最も応援できる保安官事務所のルーシーとダメ警官のアンディカップルには子供ができた!喜ぶかと思いきや、二人は微妙な空気に

 

ダイナーを経営するノーマと今やレオの上位互換と思える悪漢ハンクはひとまずの関係回復を見せる。あの切実な会話の直前に、ジョシーを半ば脅迫気味に仕事のパートナーとして認めさせていると思うと恐ろしいが、とりあえず仲はいい感じに。

 

レオとシェリーの夫婦仲は前述の通り完全に崩れ去ったが、衝撃的な別れが訪れたのがエドとその妻、黒眼帯のネイディーン。

元々ネイディーンは精神的に錯乱気味ではあったが、唯一の希望だった新型カーテンを発明し特許申請するという夢も完全に消え去ってしまった。そしてエドが外出している隙に薬を大量摂取し、命を絶ってしまう…

振り返ると、学生時代からエドが好きだったがノーマと結ばれると諦めていたと話していた事や、エドがそのノーマと不倫し離婚も考えていることを悟っていたことを考えるとなんとも辛い。

 

完全に終わったと思っていたノーマの夫婦は回復し、寄り添って生きようと覚悟を決めていたエドには悲劇が降りかかる。メロドラマとしても畳み掛ける。

 

もちろん、ここでレオが捕まればひとまずのハッピーエンドとなるのだが…

当然だがそうはならない。

 

なんとレオはハンクに銃殺される

ハンクはさっきまで奥さんといい感じになっていたと思えば、いつの間にかこれだ。人の心はないのか貴様!

 

片目のジャックに潜入していたオードリーはカジノのオーナーとご対面に。なんとなく予想はしていたが、そこに現れたのは父ベンジャミンだった!

 

そして最後の衝撃。

一段落ついてホテルへ帰ってきたクーパー。

ルームサービスかと思ってドアを開けたその時…!!!!!

 

そりゃずるいぜ!続き見ざるを得ないじゃねーか!!!!

 

 

 

 

 

 

↓過去の記事↓

 

issee1.hatenablog.com

 

 

issee1.hatenablog.com

 

 

issee1.hatenablog.com

 

 

issee1.hatenablog.com

 

 

issee1.hatenablog.com

 

 

issee1.hatenablog.com

 

 

issee1.hatenablog.com