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ツイン・ピークス生活 2日目 『第1章』

 

ツイン・ピークス生活 2日目

『第1章』

〈ネタバレを含みます〉

 

どうもこの『ツイン・ピークス』は1話が劇中における1日になっているらしい。つまり、1日1話ずつ見て行けば、劇中と現実の時間が大体同じくらいで進んでいくってことになる。一気見せずに、一日ずつと決めた昨日の自分を褒めてあげたい

 

というわけで、昨日の段階ではローラ・パーマーの遺体が見つかり、街全体が震撼。FBIからクーパー捜査官が着任。捜査を始めて、訳知りっぽい同級生のジェームズが警察に出頭したところまでで終わっていた。

 昨日の記録↓

issee1.hatenablog.com

 

というわけで2日目(前回がパイロット版だったため、今日からが1章)

朝のクーパー捜査官から始まる。コーヒーでホテルを格付けして、ご満悦の様子が可愛らしい。ついでにこのホテルはローラの親父が務めていて、町一番のリゾートホテルといった趣き。オーナーの娘、オードリーはいかにも何かを知ってそうな気取った女子高生でローラと同級生。兄のジョニーは精神障害があり小学生程度の知能。彼の家庭教師がローラだったらしい。

 

それでクーパーは出勤して、昨日出頭したジェームズをまずは取り調べ。

ジェームズはローラと付き合っていて、秘密にしていたそう。ボビーがローラのボーイフレンドだから浮気。二話になってよくわかるが、この町の人はよく浮気をする。

ローラはジェームズと浮気してるし、昨日のクライマックスでジェームズは実はドナを好きだったと発覚した。ドナからすれば、親友の浮気相手と浮気をしている状態になる。また、ガソリンスタンドの主人のエドはダイナーのウェイトレスのノーマと浮気(嫁は黒眼帯の女)。またホテルのオーナーであるオードリーの親父も、パッカード家の妹と浮気している。

ジェームズは事件当日にローラと会っていたが、急にローラが(おそらくバイクから)飛び降りてそれっきりだと話す。

 

一方で昨日騒ぎを起こして留置所にいたボビーとマイクの悪童二人組は金か麻薬がローラの借りていた貸金庫にあるという話をする。そういえば、ローラの部屋から貸し金庫の鍵が出てきたから、それの鍵なんだろう。その元締めとして名前が出てきたのがレオだったはず。

 

レオは町外れの運転手で明らかに怪しさ満点の男。それに加えて嫁のシェリーが血のついたシャツを見つけたから、こいつが何らかの形で絡んでくると踏んで間違いない。そういえば昨日、エロ本の写真提供(?)でレオのトラックが写っていたから、こいつが女子高生の売春を斡旋してたとかが今のところは考えられそう。そこにボビーとマイクも関係してるのかな

 

と、ここまでは一応ミステリードラマとして見れる範囲なのだが、気になるのはやっぱり前日のラスト。ジェームズとドナが隠したネックレス(ローラとペアのもの)を掘り返していった何者かと、それに合わせて絶叫したローラのお母さんの謎について。

まずローラのお母さんの絶叫に関しては、ドナがローラ宅を訪れたときに進展が見れる。お母さんは娘の死でかなり気が動転しており、ドナとローラを見間違えてしまう。「なるほど、昨日のもうなされてたんだね」と納得しようとしたその刹那、謎のロン毛のおじさんがこっちを見つめている。幻覚か?それとも昨日の推測通り、超能力・霊能力の類をこのおばさんは持っているのか?もしそうだとしたら、あのロン毛親父は誰だ

 

超常現象的な展開はもう一つ。病院を見張っていた警官が酸素貯蔵室(うろ覚え)に入っていく謎の男を見つける。その部屋だけ照明の色が真っ青で明らかに変。そして中にははっきりと確認はできないが、カプセルのようなものに入った変なものが置かれている。宇宙人か?一人でにドアが閉まったりもする。明らかに変… 

 

そして、本日の最後にネックレスの持ち主も明かされる。

それが、昨日出てきた、耳栓をしていた医者だった!

ローラからのメッセージ・テープを聞きながら、意味深にネックレスを手にとってみせる。メッセージの内容的に彼はローラと性交渉をしていたっぽい。木曜の夜とか言ってたから事件前日になるのかな?

またも売春斡旋路線を補強する新事実だが、ロン毛親父と酸素管理室が引っかかる…

 

とりあえず、明日を待つ